1945年にチャールズ&レイ・イームズによってプライウッドを成型する技術を用いて開発された愛らしい象のオブジェ「イームズ エレファント」は、子どものおもちゃにしたり、飾ったり、子どもから大人まで楽しい気持ちにしてくれます。現在は、様々なカラーバリエーションを揃えた、屋外でも使えるプラスチック製です。
このシリーズは、小ぶりな「イームズ エレファント スモール」と、プライウッド製の「イームズ エレファント プライウッド」の3種類です。
1940年代、チャールズ&レイ・イームズは、三次元でプライウッドを成形する技術の開発に数年を費やし、その技術を用いて数々の家具やオブジェを製作しました。頭と胴、2つのパーツを組み合わせたプライウッド製の象のおもちゃのデザインは、アイディアとしては存在していましたが、その滑らかな曲線を表現することが当時はまだ技術的に難しく、製品化には至りませんでした。そのため、当時の試作品はチャールズ・イームズの14歳の娘にプレゼントされ、1946年にMuseum of Modern Artでの展覧会に展示された後は、イームズの家族が保管していました。.