建築用合わせガラスの安全性を強化
世界各国の建築家や設計者は当該地域の安全ガラス基準の適合に役立てるために、合わせガラスにSaflex® Clear PVB中間膜を組み込む手法を活用しています。
人や所有設備を保護するSaflex中間膜を安全合わせガラス用途に利用すれば、ガラス破損後の安全性とセキュリティが強化されます。単板ガラスと異なり、Saflex中間膜を使用して適切に設計された合わせガラスは、衝撃による破損に対して、破損ガラスが中間膜に固着する(飛散防止効果)ので、破損ガラスから傷害が生じるリスクを低減することができます。ガラスを所定の位置に保持することによって、中間膜はガラス破片の飛散や落下に起因する危険な事態の発生を防止することによる保護を行います。 これはガラスの破損時に建物外面を保護して、設備を完全な状態に保つうえで役立ちます。
合わせガラスにセキュリティを組み込む設計
建物設計にガラスを多用する傾向が見られる中で、ガラス保護の強化に対するニーズが高まっています。Saflex® Clear中間膜は高信頼性のセキュリティ機能を合わせガラスに追加することによって、このニーズに応えます。通常のガラス窓は犯罪者による素早い侵入が可能ですが、合わせガラスは傷害や住居侵入を防止すると同時に、建物の内部を保護する融通性を備えています。単板ガラスと異なり、Saflex ClearPVB中間膜を組み込んだ合わせガラスはガラスを所定の位置に効果的に固着し(飛散防止効果)、爆風、弾道衝撃、住居侵入、または他の同様な破壊行為の発生時に耐貫通性を発揮致します。
Saflex Clear PVB中間膜によって得られるセキュリティ性能は、Vanceva® カラーおよびアーストーンカラー膜と組み合わせてご利用いただけます。建材用SaflexおよびVanceva中間膜は互換性があるため、建築士と設計者はデザインや快適性を損なうことなく安全空間を創造できます。