レリーフは、フルレリーフの彫刻と絵画の間の移行形態である。実際、後者とは遠近法や光と影の効果を共有しており、本物の彫刻の典型である階差線ではなく、輪郭の造形や効果的なキアロスクーロの演出に近いものである。
イタリア・ルネッサンス期には、アンドレア・ピサーノ、ドナテッロ、デッラ・ロッビアの作品によってレリーフが最大限に発展し、バロック期には、造形装飾や応用美術の中で正確な役割を果たすようになる。 新古典主義では、トルヴァルデセンやカノーヴァの手によって非常に美しいレリーフが作られ、20世紀には、ロダンや、メダード・ロッソ、マンズー、ミングッツィといった多くのイタリア人アーティストがこの分野に取り組んでいる。
そのため、プリンチペでは、伝統的なフルレリーフの表現に加え、磁器製のバスレリーフ、ミッドレリーフ、ハイレリーフを、絵付けされた底面から現れる装飾の一形態として、興味深い形で紹介しています。
ビスキット - 着色
木製フレーム
42 x 35 cm
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