Foster + Partners(フォスター・アンド・パートナーズ)とモルテーニは2006年のSTILLソファのデザインに始まり、長期間、実りある関係を続けてきました。同事務所は「Elements」というオフィス家具のシリーズをモルテーニの姉妹会社であるUniForのためにデザインしています。Elements初期のデザインであるメタルの会議室用テーブルから、ナチュラルな進化を遂げて、AVAという木製のダイニングテーブルが生み出されました。
新デザインは温かみと木材の触感と素材の経済性から、サステナブルはテーブルを家庭用にも商業施設向けにも適したものに作り上げることを探求しました。
「『Elements』シリーズはオフィス家具の効率の良さを示しました。私たちはこれまで同様柔軟性と細部にわたる正確性を追求して、さらに今回は異なる素材から家庭用に適したものを作り上げたいと考えています。」
インダストリアルデザイン責任者Mike Holland (Foster + Partners所属)
環境に配慮した建築物と家具をデザインするというポリシーに従ってFoster + Partnersは現代的な暮らしのためのテーブルセットを考案しました。卓越した天然素材である木材を全体に使用したAVAテーブルは、これまで以上にデザイナー家具に求められるエコサステナビリティに対応。環境に配慮しているデザインでありながらも、本来このように高級で、特別な家具が置かれるべき空間にもふさわしいものとなっています。
飛行機の翼や橋の軽量の形状からインスピレーションを得て、中心部分とカンチレバーを持つ基部二つの基本的な部材から構成されています。その組み合わせによって一台のテーブルをあらゆる長さで作ることができます。このテーブルの橋のような構造は、ミニマルなディテールとハイクオリティな仕上げを施された高尚な彫刻品のようです。二つの部材の各ジョイントは建築学的伝統に則ってあえて隙間を作ったシャドーギャップがアクセントです。