ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセンがMolteni&Cのために新たに手掛けたプロジェクトは、アイコニックかつ革新的な作品として具現化されました。「Margou」は、正当な憤りと美的な新鮮さを常に追求するベルギー生まれのデザイナーの飽くなき探求心が理想的な形で表現されたアームチェアです。
シートとバックレストの構造は、美しいデザインとエルゴノミクスを見事に融合させます。また、補助構造のボードとイス張りに使われているテキスタイル/レザーの接合部分は、調和の取れたクラフトワークデザインに自然に溶け込んでいます。
接合部分で強調、誇張された各パーツの「つながり」により、すべてのパーツが調和し、実際にはバラバラのパーツで構成されているにも関わらずまるでひとつの構造のようにすべてのパーツが一体化し、構造としての魅力のバランスが取れた作品に仕上がっています。