卓上ランプ 9205

布製キャンバス生地竹製

1950年頃に初めて製造された9205は、タイネルらしい美意識を備えた、典型的ともいえるテーブルランプです。エレガントで華奢なこのランプの一見シンプルなフォルムには、並外れた職人技と熟練した手作業が隠されている。キャンバス地のシェードは、布地をライナーに貼り付け、それを手作業でワイヤーフレームに固定したもので、バンブーは、まず手作業でスラットを縫い合わせ、プリーツマットを形成してからライナーとフレームに接続したもの。ステムには籐のような模様が施され、金属職人が旋盤を使い、細部まで精巧に作り上げた。ステムにねじ込まれた真鍮のプレートがシェードを固定している。 シンプルなフォルムには、並外れた職人技が隠されている。 時代を超えたエレガンス 1950年に誕生した9205は、時代を超越したテーブルランプとして、紛れもないタイネルの美学を表現しています。エレガントで洗練されたデザインはシンプルなオーラを放ちますが、その奥には卓越した職人技が隠されています。 匠の技 キャンバス地のモデルは、上質なファブリックを繊細にライナーに貼り付け、ワイヤーフレームにシームレスに固定する巧みな工程が特徴です。一方、バンブーモデルは伝統的な職人技とモダンなセンスが融合しています。何枚ものスラットを巧みな手縫いでプリーツマットを作り、ライナーとフレームを優雅につないでいます。