歴史的建造物の補強に使用される炭素繊維製のテクニカル・テキスタイル補強材で、特殊な格子状構造により密着性と耐力が向上する。重さは240 - 300 - 370 gr/m2で、柔らかい糸のような構造で簡単に成形でき、使用するエポキシ樹脂で硬い構造になる。
応用分野
- 屋内外
- 歴史的建造物の修復・補修、
- 歴史的建造物の丸天井、壁、ドームの耐力増強
- 石造壁の補強、
- 掘削エリアにおける安全対策の強化、
- 歴史的建造物の原型に沿った改修、
- 地盤の安定化、
- 柱、梁、スラブなどの構造補強。
メリット
- 歴史的建造物に適している。
- 施工が容易で、補強モルタルとの相性を考慮した特殊な密着性向上コーティングが施されている。
- 床や表面の安定化に使用される。
- 柔軟性があり、引張応力に強い。
- スチールに比べて腐食の問題がない。
- 耐薬品性が非常に高い。
- セメント系製品との併用が容易。
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