エレガントで繊細なラインとコンパクトなサイズで、講堂、コンサートホール、舞台芸術センターなどに最適な音響特性を備えたモジュール式チップアップシートです。
フォームシートを筒状のフレームで支え、その背面にポリアミドを注入したシェルを取り付けています。このシェルには小さな穴が開いており、優れた音響特性を備えています。
背もたれは、シェルの後部を取り付けたチューブ状のフレームで支え、前部には布張りのフォームを配置しています。
軸間距離を53cmから56cmに変更でき、背もたれの傾斜角度を調整できる設計で、会場の仕様に合わせた完璧な背もたれの位置調整とシート調整を実現します。
座面と背もたれは、ポリプロピレンを注入した内部構造を持つ2つのポリウレタンフォームのブロックで構成されています。張地は、インテグラル・フォーム・システムにより、縫い目やステッチがなく、フォームと完全に一体化しています。
サイドパネルの内側にある2つのスプリングにより、シートは自動的にチップアップします。静粛性に優れ、メンテナンスの必要もありません。
シートは2つのアルミニウム製サイドストラクチャーで支えられており、それぞれ3つのエレメントが接合され、上部はアームレストとして機能し、一つのアセンブリを形成しています。
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