DOは堂々とした渋みのあるボディ。REはバランスが取れていてエレガント。MIは軽やかで無機質に見える。
この2つを合わせると、曲面合板の吊りランプの3連作になる。いずれも、一枚の木の曲率の根底にある、一見シンプルなジェスチャーから生まれている。
実際には、その完璧な実現は、この技法を使いこなす熟練した技と、細部への細心の注意を重んじる姿勢の賜物である。
薄板は、円筒形の本体から異なる高さに配置されたリングによって、ほとんど緊張状態で保持されている。楽譜の音符のようにモジュール化された、空間に浮かぶ決定的なグラフィック・サイン。
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